楽に。楽しむ。
一月はあたしの中でもういちど
暖炉に薪をくべてはじめる
2014年を迎えて、もう20日あまり。
おととし以上に盛りだくさんで
あっという間に過ぎていった2013年。
1月に、子ども会の会長となることが決まり
2月には、くじびきでPTA校外委員のブロック長になり
未知の世界に飛びこむ勇気や
多くのひとをまとめ上げる力を問われてはじまり、
テーマだった「進」の文字を体感した
それはそれは忙しい1年でした。
蝶々の軽やかさにてひらひらと
飛びこえていく書類の山も
子ども会では、以前に書記を体験していたものの
会長という大役はもちろんはじめて。
しかも、前年度よりもひとり少ない3人という役員数で
たくさんの行事をこなさなくてはならず、プレッシャーも。
何よりもまず、提出する書類の山に埋もれそうになりつつ
新一年生を迎える会からウォークラリー、ラジオ体操、
夏祭り、球技大会、運動会、秋祭り、クリスマス会と
どんどん行事をこなしていく日々でした。
青空はクリームソーダ
ふつふつと浮かぶ言葉を飲みこんでいく
どうしても人手が足りず、保護者の方にお手伝いを頼んだり
子ども会の一員である次女コト、次男ハルはもちろん
夫や長男カイ、長女ヒナにも助けてもらって
役員で力を合わせてここまで進めてこられたことに
本当に感謝でいっぱい。
気づけば、次の年度の役員さんもすんなりと決まり
あとわずかで会長としてのお仕事もおしまい。
けれどまだ、ボーリング大会やドッジボール区大会、
卒業記念の会や引継ぎなど、やることもたくさん。
息切れしないように、ゆるりと進んでいけますように。
ソファからはじまる小さな物語
すくって編めばすべて愛しい
そして、PTA校外ブロック長という役割もまた
思っていた以上にやることが多く
多くの人と連絡を取り、調整をする日々で。
旗当番の日程を決めたり、パトロールをしたり
活動は多岐に渡っていて驚くばかり。
でも、こどもたちが笑顔で学校に通えるように
今までこんな風に支えてくれていたひとがいたことに
気づけたことも、いい経験になりました。
まだ熱いコピー二百部
生まれたてのこどものように抱えて急ぐ
そして職場でも、4月から違う部署へと異動して
まったく違う仕事をすることに。
前の部署を去る日、
いっしょに働いていたみなさんが
花束やお菓子、そしてうれしいメッセージを贈ってくれて
うれしくてうれしくて、思わず涙が。
もらった温かな気持ちをたいせつに
新しい仕事に打ちこみ、そこでも周りの方に恵まれて
ますます充実した毎日となっています。
一瞬で変わる世界もきみたちも
風にタクトを振らせてみれば
そんな駆け足の日々の中でも
なんとか短歌は詠み続けていて
『未来』への詠草も、細々と継続できているのは
笹師範をはじめ、選歌欄「抒情の奇妙な冒険」で
ごいっしょしているみなさんのおかげ。
さらに、縁あって歌人・永井陽子さんの短歌大賞で
中部日本歌人会賞をいただいたことも励みに。
今年も、暮らしの中から生まれるものを
自分なりの三十一文字にこめていきたいものです。
今日という日も贈り物
この空を見られることもまたしあわせで
そして、恒例となった今年の一字は「楽」という字に。
「育」→「実」→「輝」→「届」→「広」→「進」→「楽」と
育み、実ったものを輝かせて届け、広げ、進んでいった次には
楽しむことをたいせつにしていきたいと思いました。
何事も、楽しんで。
すいすい、楽々と。
楽器を弾くように。
みんなを楽しくさせて。
あらたな楽園をつくり
むつかしいことも、楽勝で。
楽天家に磨きをかけて。
気楽に暮らして。
音楽のように
すてきな音をを鳴らし続ける
そんな毎日を過ごしていきたいもの。
走り抜けた日々は
懐かしむ間もなくまだ続いていて
この春までは、動き続けていきます。
けれどもそこに、
楽しむ気持ちがあれば
たおやかに笑顔で歩いていけるはず。
今年の干支である、馬のように。
やさしい眼差しですべてを見つめながら、
軽やかに走っていくことを目指して。
みなさんの一年もまた、
楽しいことであふれていますように。
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