☆晴れの日も雨降る日にも変わらずに愛の試合は行われます(小野伊都子)
なんだか、分からなくなってきました。
先週からずっと、悩んでいます。
枡野さんのかんたん短歌blogに投稿した短歌:愛8に
枡野さんご本人から、こんなコメントをいただきました。
あなたの一連の作品は、
どれもちょっと気になるけれど、
複数並べてみると同じ「手つき」が透けてしまうというか、
結局—首も選べない、という感じになってしまいます。
これだ! これが私の「愛」の短歌だ!!
と確信が持てるようになるまで、
投稿を我慢する……というのもひとつの方法です。
はじめていただいたコメントに喜びながら、
さっそく以下のような返信をしたのですが・・・。
同じ「手つき」・・・自分でもそう感じつつあったので、
やっぱりという気がします。個性とは違う、「手つき」。
つまり、作品を推敲する時間が足りないのですよね。
アイディアがどんどん浮かぶのはともかく、
それを短歌の完成形にする時間が短すぎると
自分でも思っていたところなのです。
これしかない!!と思う歌は、そうそう簡単に詠めません。
枡野さんや佐藤真由美さんのように、何年も温めていて
ようやくここに着地できた・・・という作品ができるまで
もうちょっと、しがみついてみます。
どうぞよろしくお願いします。
そうは思ってみたものの、先週も変わらず短歌をつくり続けて
(どうしてもつくってしまうのです、いくつもいくつも・・・)
でも結局、自分の納得のできる(そして枡野さんを納得させられる)ような
短歌は完成することなく、そのままトラックバックも
このblogへの掲載もしないままに過ぎていったのでした。
そんな中で、自分ですごく気になっていることがあります。
☆つないでもつながなくてもいい右手愛ってなんかそういう感じ
という、枡野さんの付け句掲示板の「愛ってなんかそういう感じ」で
つくった自分の短歌が、自分の中で一番しっくりくる「愛の短歌」
だということに気がついてしまったのです。
それを超える短歌をつくろうと思いつつ、
また金曜日がやってきて、しめきりに勝手に縛られて
「枡野さんに見てもらいたい」という気持ちが強すぎて
えいやっ!と出してしまった短歌の多かったこと。
短歌につきものの「お題」にとらわれて、動けない状態です。考えすぎかな?
つまらない短歌しかつくれないのは、自分がつまらないから。
自分をからっぽにできていないから、なのに。
枡野さん、参考までに教えていただきたいのですが
しっくりこない短歌を完成させるまでには、どんなことをなさっていますか?
何年もかかって、すとんと「これだ!!」という形に収まるのは、
いつも短歌の、言葉のアンテナをぴんと立てているからこそ、でしょうか。
習字の練習でこどもがやるように、何度も何度も書きこむこと。
LEGOブロックみたいに、ばらばらにしてみること。
まったく違う角度から見てみること。
短歌をつくらずにいられない、本気で短歌をつくっている私ですが、
とりあえず、こんなことしか思いつきません。
しつこく食いついていることが大切でしょうか?
長々とすみませんが、ヒントでもよいので、ご助言をどうぞよろしくお願いします。
*遅ればせながら、ロックフェス・デビュー、おめでとうございます。
枡野さんには忘れたい過去でも、ぜひ見てみたかった。*
*それから、こどもがおたふくかぜで外出できないので、
『週間朝日』も読むことができず、当然のことながら
『もう頬づえをついてもいいですか?』が手に入れられませんでした。
こんなことなら、ネット書店で予約をしておくんだった。
クイズに正解したいのにー!!悔しいです。おたふくに負けました。*
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