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August 16, 2005

短歌:もういちど愛8

☆いくつもの愛が命を奪ってはまた与えてく 八月だった(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

もう日付が変わってしまったけれど、終戦記念日に詠んだ歌。

先日、NHKで、日本への空襲がなぜ行われたかという番組を、カイと見た。

東京大空襲を皮切りに始まった、市民への絨毯爆撃は、
ここ名古屋でも激しく行われ、火の海となった。

家族を失い、食べるものもなく、地獄と化した町で、立ち尽くす……。
中日新聞に毎日掲載されている、空襲体験者の話が、突き刺さる。

アメリカの軍事施設を狙った精密爆撃から、こうした空襲へ移行したのは、
とにかく早く、日本を降参させて敗戦に追いこむためだったという。
軍事施設攻撃で駄目なら、市民に「この戦争は負けだ」と思わせなくてはと。

だから、規模の小さな地方都市へも、その攻撃の手は伸ばされて、
疎開先であった田舎町でも、たくさんの犠牲者が出てしまった。

はじめは、祖国への愛から始まったことかもしれない。
けれど、その愛は、たくさんの愛の結晶である命を、
大量に、そしてあまりにもあっけなく奪っていった。

敗戦後、たくさんの愛を失った人々が、新しく踏み出すときに
また芽生えてきた小さな愛が今、忘れられようとしている気がする。

忘れてはいけないことが、ここであった。

そのことを、こどもたちにも伝えたい。

明日、愛・地球博で行われるテノヒラタンカのイベント終了後、
こどもたちといっしょに国際赤十字・赤新月館に行って、平和を見つめなおしてこようと思う。

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短歌:もういちど愛7

☆なんだってやるようにさえ見えるだろう愛しい人を抱きしめるとき(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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短歌:もういちど愛6

☆明け方のこどもに腕を取られつつバターのように塗りたくる愛(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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短歌:もういちど愛5

☆彫っていくうちにだんだんデッサンと離れて愛はそこにただある(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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短歌:もういちど愛4

☆愛らしくあろうと思う スカートの裾ひるがえし歩き始める(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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August 13, 2005

短歌:もういちど愛3

☆蹴飛ばすと分かっていても何度でも毛布をかける懲りない愛だ(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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短歌:もういちど愛2

☆ほどけたら結び直して歩きだす 愛は蝶々結びのかたち(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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短歌:もういちど愛1

☆揺れながら消えない灯り ろうそくのように愛そう風よ吹け吹け(小野伊都子)

枡野浩一さんのかんたん短歌blogに投稿。

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ブック・バトン。

☆恋をするあたしが恋をする本を探しにいこう あの本屋まで(小野伊都子)

やさしくてやわらかい短歌を詠まれるややさん(=みあさん)より、
ブック・バトンが回ってきました。

すごーくうれしかったのですが、
何せ「本と映画と音楽がないと生きていけない!!」
ずいぶん前から豪語していた私だけに、
本に対する思い入れが強すぎて、記事がまとまらなくて。

そして、ちょっと夏風邪などで調子が悪くて、
パソコンを開く時間がなかったので
トラックバックしてもらったのは、かなり前なのに
すごく遅くなってしまって、すみません!!

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

☆一ヶ月の読書数

通勤で読む本が、約3冊。
自宅で読む本が、約3冊。
そして、こどもたちといっしょに読む本は、
うーん……15冊くらい?(+紙芝居2冊)
合計、21~22冊というところかな。

2週間ごとに図書館に通っているので、
絵本はとにかく、たくさーん読む。
そして実は自宅にも、300冊くらいの絵本が。
いつか、こども文庫を開くのが夢!!

☆今読んでいる最中の本

北村薫さんの『詩歌の待ち伏せ 上 』(文藝春秋)

ずっと読みたかったものの、なかなか巡りあえなかった本。
先日、図書館の“詩歌コーナー”にて、ふと出逢って
ようやく手に取れた本で、通勤時間に読み進めてます。

北村さんの『月の砂漠をさばさばと』『朝霧』とかは
もともと大好きで、『スキップ』『ターン』『リセット』三部作も
しっかり読んでいるけれど、この本はまた、別格。
読みやすい言葉で深く届く北村さんだからこそ、
伝えられる詩歌の魅力が、とことん詰まっています。


☆最後に買った本 

ブローチ
ブローチ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 8.12
渡邉 良重絵 / 内田 也哉子文
リトルモア (2004.12)
通常2・3日以内に発送します。

 ある冊子で見かけて、ひとめぼれした本。
 心の中で、いつまでもきらりと光り続けている
 ブローチのように、絵が、言葉が、その手触りが
 本を開いたとたんに、ずっと愛おしく自分の中にある。
 そんな本です。

 渡邊さんの絵も、也哉子さんの言葉も、
 はらりと散る花びらのような、鳥のはばたきのような
 木陰に吹き抜ける風のような、光を放つ三日月のような
 ひみつにしておきたいくらい、うつくしい力を持っていて。
 そっと触れないと、壊れてしまいそうな世界。

 それは、酒井駒子さんの 

金曜日の砂糖ちゃん
酒井 駒子〔作〕
偕成社 (2003.10)
通常24時間以内に発送します。

 以来かもしれない。

☆よく読む、または思い入れのある本5冊

これは、本当に困った。でも、今のところの5冊ということで。

 1.

ナイン・ストーリーズ
サリンジャー〔著〕 / 野崎 孝訳
新潮社 (1992)
通常2??3日以内に発送します。

 これは、ある時期に私のアスピリン代わりだった本。
 いつも鞄に入れて歩いては、ぼろぼろになるまで、何度も読んだ。
 サリンジャーが大好きになって、ほとんどの作品は読んだけれど、
 やっぱり、これだけは特別。文庫本だということも、大切。手のひらに収まるから。

 2.『こうばしい日々』江國香織(新潮文庫)

 ある日、手元に届いた小包には、きらきらした言葉に満ちた
 こうばしい物語が入っていて、読み始めたらもう、江國さんの虜に。
 『きらきらひかる』『流しの下の骨』『神様のボート』など、彼女の書く物語は
 ことごとく私を夢中にさせてくれるけれど、童話でデビューした彼女らしく
 児童文学とも呼べるような、この初期の作品がお気に入り。
 夏休みには、必ず読み返したくなる(冬には、『ぼくの小鳥ちゃん』を)。

 3.『これもすべて同じ一日』銀色夏生(角川文庫)

 ダーリンの誕生日に、私が贈った本。
 ワインのミニボトルといっしょに、この本を贈ったことで、
 つきあうきっかけになって、今ここにいる。そういうこと。

 4.『グレープフルーツ・ジュース』オノ・ヨーコ 著 南風椎 訳
 
 これは反対に、ダーリンから誕生日にもらった本。
 はじめて読んだときの衝撃が、ずっと続いて
 心の中で、心地よい波紋になっていく本。
 大好きなJohn Lennonの『IMAGINE』を生んだ本。

 流されそうになったとき。投げ出しそうなとき。
 この本を開くと、背筋が伸びて、空が、世界が、
 そして、自分が近くなってくる。私のバイブル。

 5.『おばあさんのすぷーん』神沢利子 作 富山妙子 絵
   (福音館書店・こどものとも傑作集)

 最後は、私の本好きのルーツともいうべき、絵本を。
 あまり知られていない作品だと思うけれど、実はこれ、
 私が2~3歳の頃に、母にしつこく何度も何度も
 「読んで」とねだっていた絵本だったそう。

 幼稚園教諭だった母が持ち帰る「こどものとも」が楽しみで、
 こども用の本棚には、ずらっと「こどものとも」シリーズが並び
 いつでも、どれだけでも、好きなように読めるようになっていた。
 でも、母や父に読んでもらう本は、また違うもの。
 膝の上で、体温を感じながら聞いた物語は、私の中に住み着いている。

 あるとき、カイが保育園の貸し出し絵本で
 「いいもの、借りてきたよ~」と、にっこり笑って見せてくれたのが、
 この『おばあさんのすぷーん』だった。私の思い出の本だと、知っていたのだ。

 うれしくてうれしくて、何度もこどもたちといっしょに読んだ。 
 ふたりと共有していた時間ごと、よみがえってきた。
 これが、『うさこちゃん』や『ぐりとぐら』と共に、
 私の根っこにある、一冊のたいせつな絵本。

☆バトンを渡す相手3人の名前

 ☆photo cafeのyumiちゃん。

 一冊の本より雄弁な写真を撮るyumiちゃん。
不思議と好みが似ている彼女の、本への想いを聞きたいな。

 ☆海の’s ごぎょうかの海の空こさん。

 どこまでも続く空のような、五行歌を詠まれる、海のさん。
 私と同じで辞書を読むのが好きだとおっしゃるので、興味津々。

 ☆今、この星で起こっている素敵なことの小椋庵月ちゃん。

 短歌ともだちの中で、最年少のあづきちゃん。
 きらりと光る輝きを放つ、14歳の感性豊かな本の世界、知りたい!!

みなさん、お時間があって、もし気が向いたら受け取ってくださいね。
(もし、もう回っていたら、ごめんなさい)

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ややさん、本当に遅くなっちゃいましたが、なんとか完成しました。
夏休みのこどもの宿題みたいで、悩んでしまいましたが(しかも、長い!)
すごーく楽しかったです!!ありがとうございました!!

今度は、絵本だけ、歌集だけでリストアップしようかな~、なんて思ったりもして。
もう、考えているだけで、ワクワクしちゃうんですけど、またそのうち。

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