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October 25, 2005

はっぴいさん。

10月23日日曜日。
この間、メーシーちゃんで知られるルーシー・カズンズさんのサイン会があった
子どもの本専門店・メルヘンハウスにて、またまたすてきなサイン会が!!

それは、荒井良二さんのサイン会!!
なんと、荒井さんは先日、児童文学界のノーベル賞といわれる
『長くつしたのピッピ』作者の名を冠したアストリッド・リンドグレーン賞を受賞!!

荒井さんの絵は、いつもとんでもなく楽しくって、弾んでいて
時間とか、空間とかをひょいっと飛び越える力があって、
いつ見ても、にやにやしてしまう、ちょっと困った魅力がある。

例えば、江國香織さんの『ぼくの小鳥ちゃん』の表紙の絵。
あの小鳥ちゃんの、ちょっといばりんぼだけど
女の子らしくてキュートな魅力を描けるのは、間違いなく、荒井さんだけ。

かなり前から『バスにのって』『チキチキチキチキいそいでいそいで』『ゆっくりにっこり』
『モンテロッソのピンクの壁』『まよなかのくしゃみたいかい』などなど、
とにかく荒井さんの絵がついている本は、たくさん持っていた私。
「おひさま」に連載されていた「もものすけシリーズ」も、たまらなく好き。

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13:00スタートのサイン会に向けて、
どきどきしながら2階へ上がり、
荒井さんの絵本『はっぴいさん』の原画や、
メッセージ、主な作品に見とれる。
コトは、とにかく落ち着かなくて、きょろきょろして、
机の下に潜ったりしてた。

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いよいよ、私たちの番に。本当は、
ひとり1冊のところを、この日は2冊までOKとのこと。
紙に名前を書いて、荒井さんのもとへ。
「こんにちは。よろしくお願いします」
コトってば、さっきまでの元気はどこへやら、緊張して無口。

「いつもたくさん絵本を読ませてもらってます。
(NHK教育TV・プチプチアニメの)「すきまのポルタ」も観ました!」
という私に、「おっ、観たの?あれは、テスト版なんだよ。来年の4月からやるの」と
にこにこ答えてくれる、荒井さん。「観てる人と、はじめて会った~」と言われてうれしい。

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コトは、ひとめぼれした『さるのせんせいとへびのかんごふさん』に
「こんなことはあり得ないんだけどね」と、
へびに乗った女の子を描いてもらう。
目の前で、荒井ワールドが広がっていくのに、
こどもたちも私も母も、釘付け!!

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この絵本は、最高におもしろくて、
最高に優秀なお医者さんと看護婦さんの話。
同じシリーズには、なんと
『へびのおいしゃさんとさるのかんごふさん』もあって、なお楽しい。

hinata


ヒナも、お気に入りの『ハナちゃんとバンビさん』を手に並んだけれど、とにかく恥ずかしくて、
何も言えずにもじもじ。でも、名前とサインの他にも、この絵本の主人公であるハナちゃんと
かわいいバンビさんを描いてもらって、にこっ。

hanachan-to-banbisan


ずっとなかよしのバンビさんと、
離れてしまったハナちゃん。
でも、強く思っていれば、また会えるんだよ
というお話で、最後にはひみつも。

++++++++++++++++++++

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カイは、なんとその名も『かいくんのさんぽ』という絵本に
ちょっと照れながらも並んで、サインしてもらっていた。
「いい名前だな~」と、何度も言ってくれる荒井さん。
照れ笑いする、カイ。さらさらと見開きに描かれたのは、
右ページとつながっている、“かいくん”がお散歩している絵!!

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このおさんぽ、とんでもないものが飛んできて、
それをどうぶつたちにあげて、またさんぽを続けるというお話で
最後がまた、あったかくて楽しくて、最高。こんなおさんぽ、したい。

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私は、『はっぴいさん』に、サインをお願いした。
表紙にも描かれた、2羽の鳩に
「Love」「Peace」の文字!!
やっぱり、絵本を愛するひとは、
愛と平和を望んでいると、うれしい。

200510241029

のろのろの男の子と、あわてんぼうの女の子が
願いごとをかなえてくれるという
「はっぴいさん」に会いに行くお話。
心がほんわり、にっこりして、
いつのまにか自分を好きになれる絵本。

++++++++++++++++++++

荒井さんは、まさに「はっぴいさん」
みんなを笑顔にして、ほっこりとしあわせな気分にさせる魔法使いみたい。

☆あたたかい ランプみたいに いつまでも 両手で描く うれしい 時間

荒井良二(あ ら い りょ う じ)さんのお名前を取って、作った歌。
すてきな時間を、ありがとう!!いつかまた、お会いしたいな。

*荒井良二さんの本は、こちらからどうぞ*

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Comments

はじめまして。
枡野さんのところで知って以来、小野さんのブログはいつも拝見しています。
歌もすてきだし、私も名古屋近郊に住んでいる、という親近感があったので。
私も絵本が好きで、メルヘンハウスにはときどき行きます。
でも、イベントには疎くて。
リサガスも羨ましかったけれど、荒井さんとお会いになったなんて、うわーん、と狂おしいくらい羨ましいです。
大ファンなんです、私。
とくに、「バスに乗って」と「すっぽんぽんのすけ」が好きです。

それにしても。
いつか、メルヘンハウスで小野さんとすれ違ったりするかもしれないな、と思うと、なんだか嬉しくなります。

Posted by: 宮田ふゆこ | October 25, 2005 at 04:34 PM

こんばんわ。
「すっぽんぽんのすけ」とか「もものすけ」とか読んだことありまっす。荒井良二さん、どんな人でした?絶対、とんでもなくユニークな人だと思うんですけど。「はっぴいさん」、すぐ読んでみます!
メルヘンハウスも行ったこと無いから、行ってみたいな・・・。でも、同じ愛知県内なのに、三河から見ると尾張名古屋って県外ぐらいの距離を感じるんですよね・・・。

Posted by: yukke | October 25, 2005 at 09:52 PM

☆宮田ふゆこさん
はじめまして。コメント、とってもうれしかったです。
私も、枡野さん経由で、宮田さんの歌に
はっとさせられてたので、ドキドキしちゃいます。
(特に、「愛」のラーメンの歌、好きです!)

荒井さんの大ファンだったのですね~。
しかも、名古屋近郊にお住まいなんて、
またまたうれしい偶然に、わくわくしてます。

荒井さんは、それはもう大らかで
笑顔のすてきな、少年のような方でした。
いつも旅をしている、という感じで。かっこいい。
帽子と大きなトランクをお供に登場されたのも
とってもお似合いでしたよー。

メルヘンハウス、行かれるんですね。
いつか、お会いできたらいいなあ。
イベントあったら、またこちらでもお知らせしますね☆

Posted by: 小野伊都子(宮田ふゆこさんへ) | October 26, 2005 at 10:40 AM

☆yukkeさん
こんにちは。
我が家でも、「もものすけ」の「○○しょもう~~!!」が
とっても流行った時期があったよ。どの絵本も、楽しいよね。

確かに、荒井さんはユニークで、
なんというか人生を楽しんで、あちこち旅する
少年のようなオーラに包まれてました!!
絵を描かれているときには、本当にね、
「世界をつくっている」感じがして、すばらしい!!

メルヘンハウス、本当におすすめです。
とにかく一度、こなつちゃんとあそびに行ってみると楽しいよ♪
きりかぶみたいな椅子にちょこんと座って
こどもたちが好きな本を読んでいる、
あの空間がたまらなく好きです。
しかも、ポイントカードもあって、
点数がたまると、絵本グッズがもらえたりするの。

私は、四日市のメリーゴーランドに行ったことないので、
そちらにも足を伸ばしたいな~と思うけど
なかなか行く機会がないの。
お互い、何かのついででもいいから、行けるといいね☆

Posted by: 小野伊都子(yukkeさんへ) | October 26, 2005 at 10:50 AM

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