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August 25, 2006

短歌:酒7

☆天使さえ飲んだワインであのひとの前でも素直になれますように(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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短歌:酒6

☆思いきりプロレスしたくなるらしい 男はいつも酒に飲まれる(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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これも、実話。

コトが生まれてしばらくした時のこと、
大学のサークル仲間がたくさん
遊びにきてくれて、飲めや歌えの大騒ぎ。

お昼前から、みんなでダラダラ飲んだり、
たこ焼き焼いたり、スレテオかけたり、
ギターかき鳴らしたり、こどもは走り回ったり・・・
思えば、かなりすごい状態の宴になっていて。

夕方、大半のメンバーが帰ったあと、
ダーリンと大の仲良しの先輩が
プロレスを始めて、どったんばったん。

酔っ払ってる2人を引き離そうとしたけど、
すっごく酔ってて、聞いてくれなくて。

そしてついに、チャイムの音が!!!!!

すぐ下に住む方が、困ったような顔をして
「あの~、ずいぶん我慢したんですけど…」と。
ごめんなさい!!!と平謝りしたのだった。

あれ以来、家での飲酒後のプロレスは禁止。
そういえば、うちのサークルの先輩たちは
よくコンパ先でも、旅行先でも
「酔っ払ってプロレス」をしてたらしい。

でも、また集まろうねー!!
楽しく飲むのは、大歓迎だよ。
といっても、私は飲めないんだけど。

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短歌:酒5

☆10匹の犬に引っぱられるようにソルティドッグの酔いは回って(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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短歌:酒4

☆溺れてる 水蜜桃を閉じこめた瓶の内側 夏の秘め事(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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短歌:酒3

☆あんなにもちっちゃな妹だったのに山田詠美も酒も知ってる(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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短歌:酒2

☆こぼれても夏のせいだと言えるからカシスソーダを飲み続けてる(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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短歌:酒1

☆亡き父の果実酒を飲む口実を見つけられずに9年が経つ(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに、投稿しています。

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この短歌は、亡くなった父が残した
自家製の果実酒から生まれたもの。

山葡萄なのか、それとも別の何かなのか、
わからないままもらって、ずっと流しの下に。

ちょっと怪しげで、でも捨てられない。

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August 17, 2006

誇りと自由をブローチに。

お縫い子テルミー
栗田 有起著
集英社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。


人生は、一枚の布みたいだ。

いつのまにか目の前に広げられていて、
でも、形にはなっていない。

その手触りを確かめていくうちに、気付く。
自分のサイズが分からなくては、
どんな形にするかも分からない。

ものさしは、自分の中にしかないから、
あてずっぽうに測るしかない。
そして、鋏で切っていく。

切るのには、とても勇気がいる。
だって、失敗したら、ぴったりの服ができないから。

でも、テルミーは違う。
迷うことなく、すぱっと人生を切って、縫いあげていく。
一針一針、魂をこめて。

恋をしているから。
そして、ひとりで生きていくことを決めたから。

お縫い子として、仕立てていくのは、その人の生き方。
ひとつの恋とさよならする時、
テルミーは初めて、自分の人生を縫い始める。
パッチワークの暮らしじゃなくて、
自分だけの布でつくる、未来。

それは、世界にたったひとつしかない、テルミーだけの服。
誇りと自由をブローチみたいに心に留めて、
テルミーは歩いていく。

私も、思いきって鋏を持とう。
針を持って、一針一針縫っていこう。
自分だけの服を纏って、歩きだすために。

指を傷だらけにしながら。
何度も、縫い直しながら。
テルミーみたいに、青空を見上げて。
ガウチョの歌を口ずさみながら。

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August 16, 2006

GOAL!!!!!

200608122050☆青い風 吹き抜けているピッチには
たったひとつのボールがあって(小野伊都子)

8月12日土曜日。
久々に、サッカーの試合をスタジアムで観た。

瑞穂競技場で行われた、J LEAGUE DIVISION 1 第17節。
名古屋グランパスエイトvsヴァンフォーレ甲府。

それというのも、年1回、5つの試合の中から
希望する順位を書いた往復ハガキを送ると、
1試合だけ、無料招待してくれるという
名古屋市の小中学生向けのイベントのおかげ。

保護者1名と小学生4名が無料になるから、
ダーリンとカイ、ヒナはチケットがいらない。
コトやハルは、もともとチケットが必要ないから、
実質的に、私の分だけチケットを購入すれば
家族全員が観戦できるという、ありがたいイベント。

でも、試合当日は、大気の状態が不安定で、
明け方から何度も何度も、雷がなったり雨が降ったり。
ハルもいるし、どうしようか悩んでいたけれど
ヒナが作ったてるてる坊主たちのおかげか、
何とか出発前には雨も止んで、ほっとして出発。

瑞穂競技場には、駐車スペースがないので、
土日・祝日と8日(環境保全の日)に発売される
「ドニチエコきっぷ」を、行きのバスで購入。
大人600円、こども300円でバス・地下鉄が乗り放題。

いつもは、車で移動してるけど、
こうやってバスや地下鉄で出かけると
なんだか、わくわく感が増すような気がする。
おにぎり持って、水筒持って、お菓子持って、
コトなんかは、遠足気分だから、よけいに。

会場に近づくと、そこには同じように
わくわくで胸をふくらませた人たちがたくさん。
みんな、足早にスタジアム目指して歩いてる。
たったひとつのボールの行方を見たくて。
愛するチームの、ゴールの歓喜を求めて。
大きな波のような、ため息やどよめきを求めて。

持参したハガキと引き換えてもらったのは、
敵の応援席に近い、カテゴリー4のチケット。
とても混んでいたけれど、なんとか座って、
試合開始を待つばかり。

200608121852

ピンクが可愛いと評判の
グランパスのマスコット、グララちゃん。
いっぱい手を振ってくれたので、
コトはごきげん。

200608121852_1

Jリーグ開幕時からのマスコット、
グララちゃんのお父さん・グランパス君。
今日は、お祭りモードでねじり鉢巻。
ちなみに、奥さんはグランパコちゃん。
長男は、グランパスJr.!!
(ひそかに、「ゆるキャラ」と言われてる)

その日は、ノルウェーからの救世主、
Jリーグの「ヨン様」ことフローデ・ヨンセン選手
ホーム初登場ということもあって、楽しみ。

試合結果は、5-1!!
W杯のブラジル戦で強烈なゴールを決めた
玉田選手が、前半11分に縦パスからゴール。
それを合図として、いい動きを見せていた杉本が
前半33分に、スルーパスから持ちこんでシュート!!

後半には、念願のヨン様もゴールを決めて、
さらに、オシム・ジャパンに選ばれた中村選手、
玉田と交代した弱冠20歳の津田選手もゴール!!

赤く染まったスタジアムの熱気を楽しんで、
あまり成績が振るわなかったグランパスの
これからが楽しみになってきた。

200608122010_1

でもコトったら、前半で目の前にいた
ヴァンフォーレのキーパー・鶴田くん
(黄色のユニフォーム着用)が
とても気になっていた様子。

グランパスがシュート決めても、

「きいろ、えらい。
 ころんでも、泣かなかった!」
と、ひとりで応援していた。

GOAL!!!!!

たったひとつのボールを巡って、
こんなにもたくさんの人が集まる。

武器を捨てて、ボールを。

グランパスの英雄だった、
Pixyことストイコビッチの言葉を思う。

ひとりじゃ、GOALは決められない。

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August 15, 2006

ワスレテハイケナイ

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8月の赤縞瑪瑙 たまらなく
 水を求めた人の唇

 学校が学校でない世の中に
 戻ったような飛行機の影

 平和って戦争って何?聞かれてる
 8月の汗 愛ってなんだ

 祈りから生まれたはずのものがまた
 祈る者らの血を流してる


61年目の、終戦の日。

NHK教育テレビで、こどもたちといっしょに
「対馬丸~さようなら沖縄」というアニメを観る。

1944年(昭和19年)8月22日。
沖縄から、学童疎開船として出航した
「対馬丸」が、アメリカ海軍の潜水艦に
魚雷で攻撃されて、沈没してしまった。

疎開児童や引率教員、船員、砲兵隊員など、
合わせて1788名の乗員のうち、
氏名が判明しているだけで1418名の方が
犠牲となっている、痛ましい出来事。

そのうち、775名は学童たち。
戦争はいつでも、数字でしか見えない。
けれども、そこではひとりひとりが
必死に一日一日を生きていた。

その両親も、兄弟も、祖父母も、
友だちも、先生も、みんなみんな。

見たことのないヤマトの汽車や雪、
そして桜を夢見て乗りこんだような
無邪気なこどもたち。

撃沈された船から、海に飛びこむのにも、
怖くてできないような、こどもたち。

目の前で、友だちが、家族が流され、
死んでいくのを見届けなくては
ならなかったこどもたち。

筏で流されながら、眠ると死ぬと
兵隊から殴られ、足を短刀で切られて
ようやく生き延びたこどもたち。

忘れては、いけない。

対馬丸記念館

対馬丸~さようなら沖縄~


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そして、カイがずいぶんと前から
私の本棚から抜いて、読んでいたこの本。

戦争童話集
戦争童話集
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.16
野坂 昭如著
中央公論新社 (2003.2)
通常2-3日以内に発送します。

すべて、「昭和二十年、八月十五日」
で始まるこの戦争童話集の中の
「焼跡の、お菓子の木」という話を、
テレビ朝日で、アニメとして放映していた。

病気がちの男の子のために、
戦時中は手に入らないお菓子を求めて
いつも走り回っていたママが持ち帰った
最後のバウムクーヘン。

そのかけらを宝箱に入れて、
大切に甘い匂いを嗅ぎながら
ある日の空襲で帰らなかったママを
待ち続けた男の子は、小さくなった
バウムクーヘンのかけらを土に植えた。

男の子が息絶えた後、
そこからはお菓子の木が育ち
空腹のこどもたちを喜ばせた。


今も、世界中でこどもたちが
理由も知らない戦いに巻きこまれ
おなかを空かせていること。

傷ついた心と身体を癒す間もなく、
学校へ通うことさえもできずに
その小さな手に銃を持たされていること。

知らなくては、いけない。

そして、語り継がなくては、いけない。

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August 05, 2006

夏本。

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7月のはじめ。
久々に行った本屋さんで、驚いた。

今年の夏の集英社文庫「ナツイチ」は、
蒼井優ちゃんがキャラクターで
しかも、イラストはカレル・チャペック紅茶店
あの山田詩子さんのみつばちバジー!!!!!

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さらに、ナツイチの文庫を購入するごとに
その場で、バジーのイラスト(6種類)や
蒼井優ちゃんの写真(2種類)、
『ハチミツとクローバー』のイラスト(2種類)入りの
オリジナルブックマークがもらえる!!


さっそく、まだ並び始めたばかりの文庫本の中から
『お縫い子テルミー』を手にして、レジへ。

お縫い子テルミー
栗田 有起著
集英社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。

会計を終えて、店員さんから本を受け取るけれど
「ありがとうございました」でおしまい。
あれ?ブックマークは?

「あのー、ブックマークがもらえるって
 ここに書いてあったんですけど……」と
思いきって聞いてみると、店員さんは
「少々お待ちください」って、奥へ走っていった。

「お待たせしました!こちらですね。どうぞ」
しばらくして、バジーのイラストの箱を、差し出された。
おみくじみたいになっていて、中にどれが入ってるか
分からないのも楽しい。わくわくするぞ。


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うちに帰ってから見てみると、
「吉
 いつもより知的な 印象に見られる日。
 人が多い場所で ミステリーの本を読むと
 さらに運気がアップするよ          」
という占いの袋に、浮き輪でくつろぐバジーが。

その後も、何冊かナツイチを購入しては、
ブックマークを手に入れるのが楽しみ。
この間は、ハチクロのもGetした。

ナツイチサイトには、本の紹介はもちろん
蒼井優ちゃんのショートムービーや
蒼井優×石田衣良のスペシャル対談、
バジーのブックカバーやマウスポインターも。
いろんな意味で、満足。

もちろん、夏の文庫本といえば、
新潮文庫も忘れちゃいけない。
なんといっても、私の本棚で新潮文庫は
ずっと占有率1位をキープし続けているのだし。

新潮文庫の100冊のサイトには、
自分専用の本棚がつくれて
読んだ本、読みたい本が並べられる。

いつも、100冊のカタログ片手に
読んだ本にチェックを入れている私には
ぴったりの機能で、なんだかうれしい。
しかも、こっそりお隣さんの本棚も覗けたりする。

2冊読めばもらえるYonda?くんグッズも、
大好きな100%ORANGEバージョンだから
これもまた、すっごく楽しみ!!
Yonda?くんグッズは、
毎年、手に入れてはにやにやしてる。

夏にしか読めない本たち。
アイスティーといっしょに、味わいたい。

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絵本作家ワンダーランド

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7月27日木曜日。
絵本好きの友達とその娘さんといっしょに、
名古屋三越で開催されていた
『世界の絵本作家展Ⅱ 
 絵本作家ワンダーランド』
に出かけた。

徹夜に近い状態で仕上げた仕事の
締め切りを終えて、ハルを連れてのおでかけ。
それは何よりも、ほっこりとした時間で
暑い夏にも、ひんやりと心地よい森の中のよう。

お目当ては、大好きな酒井駒子さんや
荒井良二さんの原画だったのだけれど、
それ以外にも、楽しくてすてきな出会いが待っていた。

まずは『ちいさいおうち』の原画たち。

ちいさいおうち
ばーじにあ・りー・ばーとんぶんとえ / いしい ももこやく
岩波書店 (2001.9)
通常24時間以内に発送します。

ちいさい頃に、何度も何度も読んでいた
あの『ちいさいおうち』が、
こんなにも優しく、ていねいに
たいせつに描かれていたなんて。

あの、ちいさいおうちが窮屈そうに
ビルとビルとの間にはさまれているところ。
そして、「ああ、ここがいい」と思える場所へ
また辿り着けたところ。どれも、表情が見える。

作者のバージニア・リー・バートンの
「おうち」への愛しさが伝わってきた。

そして、ガブリエル・バンサンの原画もすごい。
家にもある、『アンジュール ある犬の物語』。

アンジュール
アンジュール
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 4
ガブリエル・バンサン作
BL出版 (2000.12)
通常24時間以内に発送します。

なんというか、鼓動を感じる、いのちの絵。
絵本の絵は、語りすぎてもいけない。
かといって、まったく語らないのもいけない。
彼女の絵は、そのバランスも絶妙で。

それから、去年メルヘンハウスで見ることのできた
荒井良二さんの『はっぴいさん』とも再会。
初めて買った『バスにのって』の原画と共に
ほわわーんとした荒井ワールドに。

あと、素晴らしかったのは
マリー・ホール・エッツ。

わたしとあそんで
マリー・ホール・エッツぶん え / よだ じゅんいちやく
福音館書店 (1974)
通常24時間以内に発送します。

えんぴつの線が描き足されていくたびに
どんどんと生きているようになっていって、
物語が生まれていく瞬間を見たようで、感激。

そして、大好きな梨木香歩さんの
『ペンキや』『ワニ』などの原画は、
出久根育さんの手になるもの。
こんなにも、色が語るなんて。
そう思わせる挿画が、文とぴったり。

ペンキや
ペンキや
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 4
梨木 香歩作 / 出久根 育絵
理論社 (2002.12)
通常2-3日以内に発送します。

そして、今回のお目当て、酒井駒子さん。
ずっと前から、彼女の『金曜日の砂糖ちゃん』
や『ロンパーちゃんとふうせん』などが
それはそれは大好きなのだけれど、
原画を見て、くらくらときてしまった。

なんて、静謐な世界なんだろう。
圧倒的に静かなのに、どこか賑やかで
何もかもがおもちゃ箱のように溢れて、
どこまでも続いているような、
永遠を感じさせてくれるものばかり。

特に、『きつねのかみさま』の
黒を基調にした絵は、深くて
物語の奥の奥へと、吸いこまれそう。

サイン会もあったのだけれど、
行けなくて、とっても残念。
いつか、お会いしたいな。

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でも、代わりにポストカードと

クリアファイルを手に入れた。


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カイとヒナを

イメージしたのと


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コトとハルをイメージしたのと、


それぞれ飾ろうと思って。


バムとケロでおなじみの島田ゆかさん、
メーシーちゃんのルーシー・カズンズさん、
コラージュのすてきなサラ・ファネリ、
温かい色彩のエリック・バトゥーなどなど、
他にも、たくさんの絵本との出会いが。

絵本はまさに、ワンダーランド。
きっと絵本を開くたびに、永遠に続く。
何度も迷いこみたい、不思議な世界。

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