ひさしぶりだね、エルマー。
ぼくたちは
夢でこっそりエルマーになる
毎晩、おはなしを読んでから寝る。
それが、我が家のおまじない。
おととい、コトが本棚から
「これ読んで」と持ってきたのは
長いお話だから、毎晩1章ずつ読んでいくことにして
おとといは冒頭の第1章、昨日は2章目を読んだのだけれど
もう、コトはどきどきして、大興奮。
隣で聴いていたハルも、ねこの台詞がおもしろいらしく
くすくす何度も笑って、にこにこで聴き入っていた。
実はこれ、12歳のカイがコトと同じ5歳くらいのときに
母が3冊セットでプレゼントしてくれたもの。
最初に本を開くと描かれている地図が好きで、
カイはよくひとりで眺めては、エルマーの冒険を再現していた。
そんなお兄ちゃんの本を、同じ年になった妹が楽しむ。
これって、とてもしあわせなことだ。
そして実は、私もこどもの頃に夢中になっていた本でもある。
こんな風にして、家族の想いを共有できるなんて
やっぱり本は、すごい。
本を読むまなざしは
いつも温かく
きみの心に
種がまかれる
どんなに怒っていても、悲しくても
本を読めば、しあわせな眠りにつける。
そんな「おまじない」を、ずっと続けていきたい。
ナイナイ、スイーティー。
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