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October 21, 2010

短歌:虫

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蝶々の羽ばたく先に空がありまたきみのことばかりを思う

(小野伊都子)

笹公人さんの笹短歌ドットコムに投稿しています。

今回は、「虫」というお題でした。

昔から、蝶々が好きで、よく短歌にも詠んでいますが

今回はまだ片想いの恋のゆくえを虫に託してみました。

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マーロウという台風が近付いて樹液の海に蝉と隠れる

蝶々の羽ばたく先に空がありまたきみのことばかりを思う

ひなたにはゆっくり歩むダンゴ虫 あとひとことが言い出せなくて*佳作*

イチモンジセセリのように落ち着かず返信を待つ夜は鈍色(にびいろ)

5首投稿した中から、この4首を選んでいただきました。

一首目のマーロウという台風は、てっきりあの

フィリップ・マーロウからかと思いきや、違いました。

台風といえば、アメリカで人名をつけるのが知られていますが

10年前から、北西太平洋・南シナ海で発生した台風は

アジア諸国の台風委員会で作った一覧表から順番につけるとか。

台風9号「マーロウ」は、マカオの言葉で「瑪瑙」という意味で

この一覧表では105番目の名前でした。

他にも、日本語の「トカゲ」や「コンパス」など

いろいろな国の花の名や人の名前がつけられています。

それがおもしろくて、短歌に詠みこんでみました。

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4首目のイチモンジセセリは、これ↑

ハルの保育園のかばんにとまっていた子です

落ち着きなく飛びまわる様子をもらいました。

ちなみに、このページのいちばん上の写真の子は

セセリチョウの中でも、チャバネセセリ。

白い模様が一文字ではなく、半円なのです

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昔から、蝶々を育てたり、蜘蛛を逃がしたりと虫に縁があった私。

今は、緑あふれる団地の中や公園で

たくさんの虫たちに季節を教えてもらっています。

ちなみに、没短歌はこれ↓

秋の日の影絵の蝶は息づいて好きの気持ちがはみ出てしまう

次回のお題も楽しみです。

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