December 16, 2008

短歌:駅

反対のホームに立っているきみと

送り合ってるヒミツの信号(小野伊都子

歌人・加藤千恵さんのかとちえの短歌ストーリーにて

「駅」のお題で、優秀作に選ばれました。

千恵さんのコメントは

「萌えシチュエーションですね! どんな信号なんだろう……。 」

駅ということで、ちょっとせつない別れとかも考えたのですが

どうしても「しあわせ短歌」を詠みたくて

ホームの反対側に恋人がいるという場面を思いつきました。

信号は、他の人には分からない、しかも恥ずかしくないものを。

実際にはやったことがないけれど、楽しそうだなあと。

メールや電話じゃ楽しめない信号だからこそ、いいのかなと。

もうひとつの投稿作品は、↓です。

終わりにもはじまりにもなるこの駅で

どこにも行けないまま手をつなぐ

終点の駅って、実はとても好きかもしれない。

終わりは、はじまり。

行き止まりなのに、どこへでも行けるし。

残念なことに、この「かとちえの短歌ストーリー」は

次回が最終回になってしまうそうです。

千恵さんの小説も、みなさんの短歌も楽しみだったのにな。

とてもとても残念ですが、また別の場で千恵さんを応援したいものです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 15, 2008

短歌:橋

☆この橋を渡ればきみの町になる 

 マイバッグには卯の花もある(小野 伊都子)

歌人・加藤千恵さんのかとちえの短歌ストーリーにて

「橋」のお題で、優秀作に選ばれました。

卯の花は、大好きです。

考えに考えて浮かんだ、しあわせ短歌。

マイバッグというところが、ポイントかも。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

短歌:部屋

☆三度目の花火もここから見るつもりだった 

 さよならレインボウハイツ(小野伊都子)

歌人・加藤千恵さんのかとちえの短歌ストーリーにて

「部屋」のお題で、優秀作に選ばれました。

しあわせ短歌をつくるつもりだったのに、

せつない歌になってしまいました。

前に住んでいたアパートが「ハイツ」だったので、

ちょっと使いたくなって、入れてみました。

ちなみに今の部屋からは、たくさんの花火大会が楽しめます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 11, 2008

短歌:ファミレス

☆注文を繰り返すときひとつずつ相づちを打つきみが好きです

(小野伊都子)

歌人・加藤千恵さんの「かとちえの短歌ストーリー」

投稿した作品を取り上げていただきました。

お題は、ファミレス。

こどもが4人もいると、自宅で食べるほうが楽なので、

最近はまったく行っていません。

そこで、自分の中のファミレスのイメージを

思いきりふくらませて詠みました。

ファミレスは、「ご注文を繰り返します」がお約束。

そのとき、きちんとひとつひとつの品名に

相づちを打てるかどうか。

これ、けっこうたいせつなポイントです。

男女問わず、ですけどね。

「なんだか、丁寧な人柄が表れてますね。

わたしも店員さんに感じのいい男の人が好きです。」

と、コメントしていただきました。

そうなんです。店員さんに感じのいいというのは、重要です。

選ばれた短歌に、千恵さんが小説をつけてくれるという

すごい企画なのですが、今回の小説はせつなかった。

ドリンクバーならではの出来事。

もうひとつ投稿したのは、これ↓

☆あのひとが出ていったからこの店のすべてのひとが家族みたいだ

どうしても、

ファミリーがレスってわけか 真夜中のファミレスにいる常連客は

(枡野浩一)

という名歌が頭をよぎってしまうのでした。

| | Comments (4) | TrackBack (0)