January 05, 2006

『あるきかたがただしくない』希望!!

ココログ2周年、おめでとうございます。

思えば、枡野さんの「かんたん短歌blog」に投稿したい
という一心で、自分もココログでblogをスタートさせた私です。

blogやトラックバックの意味も分からないまま、
とりあえず短歌を詠み、なんとか投稿し続けることができたのは、
枡野さんのおかげです。本当にありがとうございます。

このblogが縁で、いろんな方と知り合うことができて、
短歌ともだちもたくさんできました。これも、枡野さんのおかげです。

これからも、「くよくよ」しながら続けてくださいねー。
最近では寝る前に、携帯で更新をチェックしてしまうほど、
枡野さんのblogが楽しみなのですから。

『あるきかたがただしくない』のサイン本、希望です。
年末に仕事が忙しく、まだ手に入れていないのですが、
こどものマイコプラズマ肺炎で通ったクリニックの待合室で、
何冊もの『週間朝日』を手に取り、連載を読ませてもらっていました。

ちょうど、「かんたん短歌blog」のことが出てきた記事が出ていて、
ちょっと誇らしい気分で、読んでいたことを覚えています。
ぜひぜひ、読んで書評を投稿したいと思ってるので、当たりますように。

枡野さん、ココログのみなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

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November 06, 2004

いのちの灯る絵

ちひろBOX
ちひろ美術館編

出版社 講談社
発売日 2004.09
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4062125234

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

いちばん下のコトが熱を出して、
保育園をお休みした祝日開けの木曜日。

病院へ行った帰り道、ひょいと寄った本屋さん。
いつものように、絵本をみて。文庫本をみて。新刊本の平積みをみて。
短歌のコーナーに寄ってみて、また『かんたん短歌の作り方』の他には、
つまらない短歌入門の本があるだけで、いつものようにがっかり。

でも、そんなときに、出会った。出会ってしまった。

なつかしくて、あったかくて、きらきらしている本。

いわさきちひろ。

その名前を聞くだけで、微笑んでしまう。
きゅっと胸が、あったかくなる。そんな人ひと。

そのひとの絵は、いつも「いのち」に満ちている。
あどけないしぐさの赤ちゃんも、凛とした風の中の少女も
楽しそうに遊びまわるこどもたちも、みんなしっかり生きているのだ。

人はよくできた絵を目の前にして、「今にも動き出しそう」と言うけれど
ちひろさんの絵は、間違いなく「生きている」し、「動いている」のだ。

ぷくぷくした赤ちゃんの指や、首をかしげた女の子、
戦火の中の母子の、怒りに満ちた瞳も、描かれたときからずっと
ひっそりと、そして力強く息づいて、いのちの灯を燃やし、生き続けている。

「小さないわさきちひろ大全集」と謳われているように、
展覧会に訪れた人が選んだものをぎゅうっと詰めこんで
それぞれの絵に対するコメントもたっぷり載せた、とてもぜいたくな本。

表紙は、ちひろさんの水彩画で描かれたような、きれいな空色。
大きな帯には、いちばん人気のあった「赤い毛糸帽の女の子」が
雪の中、まっかなほっぺたにまっかな手ぶくろで、
微笑みながら「また会えたね。」ってつぶやいている。

こどもの頃、母の本棚で出会った、たくさんのこどもたち。
弟や妹、自分のこども、そして、あの頃の自分にそっくりなこどもたち。

いのちの灯った絵は、平和を祈るきもちから生まれたという。

ちひろさんの絵に灯ったいのちを、そのたおやかな美しさを、
そっと抱きしめながら、世界中に運んでいけたらいいな、と思う。

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